デザインカーテンの縫製工程で行なわれる割付けについての説明です。ここではスカラップＭというスタイルのデザインカーテンについて説明しています。
　

注文巾1700 × 注文丈1300の場合

1） 仕上巾に対しての生地倍率を計算します。
　( 生地巾 ×４巾 − 耳縫しろ ) ÷ 生地巾 ＝ 倍率
　( 1000 × 4 − 80 ) ÷ 1700 ＝ 2.305
2） 仕上巾に対して １：２：１ の割合で寸法を計算します。
　仕上巾 ÷ ( 1 ＋ 2 ＋ 1 ) ＝ スワッグ長
　1：2：1 ＝ 1700 ＝ 425：850：425
　スワッグ長 × 倍率 ＝ 割付スワッグ長
　425 × 2.3 ＝ 980：1960：980

4000mmを1700mmに仕上げる→2.3倍

3） 開口部の計算をします。
　仕上丈 × 35％ ＝ 開口部Ａ
　1300 × 35% ＝ 455
　仕上丈 × 20％ ＝ 開口部Ｂ
　1300 × 20% ＝ 260
4） 裾に取り付けるフリル・トリムのサイズ分を引いた
寸法を計算します。
　 　仕上丈 − フリル・トリム ＝ カット丈
　1300 − 120 ＝ 1180
5） 各寸法に基づき消えるペンで上図のように 線を書き
カットします。
■仕上巾とスワッグ（ＳＷ）数の一覧表（布巾数は生地巾1000mmの場合です。）

　
スワッグ数 2SW 3SW 4SW 5SW 6SW 7SW 8SW
スカラップS 仕上巾 - 910〜1350 1360〜1800 1810〜2250 2260〜2700 2710〜3150 3160〜3600
布巾数 - ３巾 ４巾 ５巾 ６巾 ７巾 ８巾
スカラップW 仕上巾 600〜900 910〜1350 1360〜1800 1810〜2250 2260〜2700 2710〜3150 3160〜3600
布巾数 ２巾 ３巾 ４巾 ５巾 ６巾 ７巾 ８巾

　
　
Copyright (C) 2005 Osaka Order Curtain Co.,Ltd. All rights reserved.